2012/02/03

函館 路面電車の走るまち ①


  午前7時半、函館駅前電停に谷地頭行きの718号が到着しました。
  反対側には笹色ツートンカラーの湯の川行きの811号が止まります。

  函館駅では、ちょっと前に若草色の特急スーパー白鳥が新青森に向けて発車。
  駅やバスターミナルからは、駅前電停に向かって西高校生が続々と列をなしていました。




北洋ビルの裏で、福袋を何個か抱えた男性が歩いていました。なぜ、いまごろ?
売れ残った福袋かな、もしかして近くのボーニモリヤの関係者なのかなと。

理由はわかりました。昨日、2月2日函館駅前電停そば、空き店舗となっていた小笠原ビルの1階にセブン・イレブン函館若松町店がオープン。店内には、2千数百円相当のものを福袋に詰め合わせ1,000円で販売していました。さきほどの男性はこの福袋を購入したのです。

セブンイレブンは小売業として初めて売上が3兆円を超えたそうです。理由としては積極的出店による店舗増と震災でセーフティネットの役割を果たして、高齢者やOLなどそれまで利用しなかった層へ客層が拡大したことを挙げています。




大門通り、函館駅前交差点で信号待ちをしているのは、市電8004号と函館バスです。
よく見ると広告電車の市電のスポンサーは野又学園です。

そして函館バスは、野又学園が経営する、函館大学と函館短期大学の学生送迎用バスです。

あっ、また、雪が降ってきました。





五稜郭タワーの見える風景③




午前7時、中道1丁目の市道東山墓園線交差点から、五稜郭タワーを望みます。積雪39Cm
今朝の函館新聞は、除雪費ピンチ 追加補正へ と伝えます。

黄色い作業車2台が除雪作業をしていました。

函館の温泉、銭湯について考える②




市立函館保健所主催の”温泉資源保護啓発講演会”「みんなで考えよう!函館の温泉」が本日午後、湯の川温泉の花びしホテルを会場に行われました。

内容は

  (報告)「温泉法および温泉保護対策について」
     北海道保健福祉部健康安全局生活衛生グループ主査(環境指導) 小中 文雄氏

  (報告)「函館市温泉資源保護指針について」(報告)
     市立函館保健所生活衛生課環境衛生担当 主査  町谷 仁志氏

  (講演)「函館平野にある温泉の成り立ちについて」
     地方独立行政法人北海道立総合研究機構地質研究所
     資源環境部資源環境グループ  研究主任 柴田 智郎氏

  (講演)「道南に分布する温泉の特徴および効能について」
     北海道立衛生研究所理化学部生活保健グループ 主幹  内野 栄治氏



4氏の話しを聞いて、函館市内近郊や道南の温泉の特徴を学ぶ良い機会となりました。

まず、湯の川温泉は温泉の供給量が増大したため、40年間で12mも水位が低下。このため1975年に北海道の温泉保護地域となっています。そのエリアは、湯川町1~3丁目と湯浜町の町域から200mの範囲です。

歴史的には、湯の川温泉は大正時代に函館市街地から馬車鉄道が敷かれ、温泉が掘られ旅館や別荘が建てられたため、111源泉中、63源泉が停止する事態となり旧湯川村が村営で一元管理をしたと。現在は地下からの供給量4,100㎥~5,300㎥/日に対して、揚湯量が6,000㎥/日でその差が削減量となっていて、函館市が所有する(企業局)34の源泉から供給する民間事業者(ホテル、旅館等)に対して削減の協力をお願いしているそうだ。

1600年代から自噴していた湯の川温泉とくらべ谷地頭温泉は歴史が浅く、温泉としての本格的利用は戦後1953年の市営谷地頭温泉の開業からであること


函館平野の温泉の状況として
地下800~1000m  全体の40%
湧出温度は40℃~70℃ が全体の57%

淡水、鹹水(かんすい)、湯の川を中心とした水の3つの組成から成り立っているそうだ

函館駅前地区の温泉は、鹹水(かんすい)
湯の川温泉のグループは、北西~南東方向の直線上に分布して、その延長線上の津軽海峡の海の下に銭亀沢沖の海底火山があります。

銭亀沢の海底火山のことは知っていたが、深堀町のにしき温泉や、山の手温泉、北美原温泉、西ききょう温泉、桔梗町の花の湯、七飯町のアップル温泉などが同じグループだとは思いもしなかった。

ちなみに銭亀沢沖の海底火山は、第4紀という地質学的に新しい時代に活動していた火山で、函館山と横津岳はとても古い火山で100万年以上前に活動していた火山だそうです。


函館平野部の開発がすすみ、深部の圧力が低下することで、いずれ湯の川にも影響してくる可能性があると柴田氏は指摘していました。

内野氏は、道内の温泉は食塩泉が多いが、とくに道南は、
全道で40.7%に対して、道南は54.2%で食塩泉が多く、

その食塩泉の中でも
ナトリウムー塩化物泉が22か所と最も多く
次いでナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉が20か所(濁川温泉など)、
3番目にナトリウム・カルシウムー塩化物泉が16か所(湯の川温泉など)
4番目にナトリウム・塩化物強塩泉の13か所(弁天町、宝来町など函館山麓、恵山)
と続きます。


谷地頭温泉については、今後とも慎重な資源管理が必要
市民にとって貴重な財産であるとの言葉があり、
ますます、民間売却させてはならないと確信させていただきました。

内野氏は、鏡森定信氏の分野別に見た温泉の健康増進作用に関する研究事例では、温泉がQOL(生活の質)改善、福祉増進および医療費軽減につながっていること、

年に2~3回以上温泉保養地に行っている人は同じくらい健康で、それをしていない人と比較して、
  心の健康度が高い
  骨折が少ない
  死亡が少ない
  長期入院が少ない

 ことが2年間の追跡調査でわかったと報告しています。

現在、函館市は
 谷地頭温泉の民間への売却
 谷地頭をふくむ、老人福祉センターの有料化
そして、谷地頭温泉や湯の川温泉にある老人福祉センターへの移動の足となっている
市電、函館バスの高齢者の半額乗車券を廃止して、年間6,000円の上限にしようとしています。

高齢者を家に閉じ込める政策では、逆に医療費や介護保険財政を圧迫してしまうことになりかねません、
もっと視野を広げて議論しようじゃありませんか。

高齢者・障がいのある方の孤立死を防止する緊急要望提出

川越福祉部長に要望書を手渡しました(写真奥が私)

釧路市のアパートで1月12日に高齢者の夫婦が遺体で発見され、札幌市で1月20日、40代の姉妹が亡くなったことを受けて、本日午前、党函館地区委員会と党函館市議団は4項目の「高齢者・障がいのある方の孤立死を防止する緊急要望」を函館市長に対して提出しました。




要望内容は以下の4項目です。

1、高齢者、知的障がいのある方をはじめ障がいのある方全般に渡る
  実態調査を行うこと。
2、要介護認定者(特に重度)の実態調査を行うこと。
3、電気やガス、水道の供給状況、長期未納者の相談と対策、それぞれの部門との連携を密にして福祉のネットワークをつくること。
4、生活保護申請を望む方には、その申請権を尊重すること。


2012/02/02

函館の温泉、銭湯について考える①

 陣川温泉が閉店すると今朝の北海道新聞、函館新聞が報道していました。市内の銭湯はどんどん少なくなっています。
 
 最近では大黒湯(弁天町)、日の出湯(高盛町)、亀田温泉(亀田本町)、本通湯(本通2丁目)、ゆたか湯(富岡町)、日の出湯(湯川町3丁目)が廃業しました。

 函館市は市営谷地頭温泉を民間に売却しようとしていますが、
人気のあった陣川温泉でも廃業するということは、民間企業での銭湯経営の困難さを現している一例だと思います。

陣川温泉は旧函館市内唯一の硫黄泉です。肌にやさしく、私も好きな温泉の一つです。

燃油の高騰は銭湯には打撃です。温泉銭湯も泉温の低いところは、温度を上げる(加温)のため油代が嵩みます。


 市民の宝である、市営谷地頭温泉は目先のことだけを考えて売り急ぐのではなく、将来、函館市内の銭湯や温泉がどのような姿になるのかをしっかりと調査を行って、谷地頭温泉をどのように活用するのかを論じなければならないと思います。

温泉資源は、地震などの災害時に、上水道が利用できなくなったときのライフラインとなるべきところです。温泉や銭湯と組み合わせた福祉避難所という発想もあってしかるべきだと思います。

2012/02/01

五稜郭タワーの見える風景②


保育園の新年会の帰り道
ときわ通(赤川通りの交差点)から見た、五稜郭タワーです。
暴風雪で吹き溜まりも出来て車のハンドルも取られましたが、無事帰宅することができました。

写真で見ると、五稜郭タワーの前にはいくつもの黒い電線が横切っています。
日本の都市景観を損ねている一つが、この電線。

この先、道立函館美術館前のときわ通は電線類が地中化され町並みがすっきりしています。

東京の都心部では着実に電線が地下に埋設されてきましたが、福島第一原発事故で東京電力は電線地中化へ予算を回すことができず東京都も困惑しているとか。

そうです、電線を地下に埋設することは景観を良くるというほかに、災害時に電柱が倒れ道をふさぐことを防止する意味もあります。

地元の建設会社でもできる仕事なので、このような公共事業は積極的に行うことが地域経済、景気をよくするためにも重要だと思います。












































函館のホームレス事情3 本日相談会が行われる



本日2月1日、函館地方社会保障推進協議会(函館社保協)主催で、路上生活者相談会が開かれました。会場となった海岸町会館には、夜間、函館駅で寝起きしているホームレスの方4名が相談に訪れました。

相談会に先立って、昨夜(1月31日の深夜)函館駅と津軽海峡フェリーターミナルにいるホームレスの方に対して案内のチラシを配布、昨夜はホームレスと思われる方が函館駅に7名~8名。フェリーターミナルに1名が確認されました。

今日の相談会には4名が訪れ、函館社保協のメンバー7名が相談や生活保護申請の援助を行いました。また道南勤医協函館診療所の長谷川医師と函館稜北病院の看護師が相談者の健康相談に応じていました。




4名すべてが男性で、平均年齢は49歳です。

◆夜間の主な寝泊り場所は、ほとんど函館駅、駅周辺、フェリーターミナル
◆日中過ごす場所は、パチンコ店、図書館(千歳図書室、中央図書館)
◆いつ頃から今の生活をしているのか
 40歳の男性は、2011年9月末
 51歳の男性は、2011年6月初と答えています

51歳の男性は、青森から昨年6月にフェリーで来道し、徒歩で八雲町まで移動し八雲町で拾った自転車に乗って函館まで移動したそうです。
男性は青森出身、青森で仕事を探していたが、仕事が見つからず生活保護申請を行ったが青森では断られたと。持病に糖尿病があり、4月に青森で倒れ、救急搬送され入院したことも。

40歳の男性は、9月中旬まで造園会社で仕事をしていたが、仕事がなくなり北斗市の友人宅に世話になるが、友人が東京へ転出したため住まいを失ったそうです。


メンバーらの手で、函館市内の下宿入居を果たし数か月ぶりに暖かい食事と暖かい環境で床に着けます。