函館山に陽が落ちる |
タイトルは「函館で映画製作 史実を伝えよう」です。
函館は景観の魅力からか、函館を舞台とした映画やドラマが数多くつくられていますが、
この大学院生は、大正から昭和初期に函館で映画がつくられていたこと、タイトルは「函館行進曲」と「大沼心中」、この時期の映画製作は東京や京都が中心で、北海道に映画をつくる力があったことは、映画史的にも、歴史的にも重要な事実と指摘しています。
さらに、製作は函館の北海映画製作所で、監督はなんと、あの「酒は涙か溜息か」で有名な高橋掬太郎氏だというのだ。
この映画は、「函館行進曲」のテーマソングのレコードが残されているのみで、映画の詳細は一切不明とのこと。
そして、この作品のフィルムが発見されれば、日本映画史、北海道史において重要な発見になるはずだと。
この投稿を読んで、まだまだ函館には埋もれている歴史があるのだなと、そして当時の函館が国内の先進都市だったかを映画史からも教えてくれるものとして非常に興味を抱きました。
今後、この投稿をきっかけにフィルムの発見、そして映像を見ることができることを心待ちにしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿