2013/10/02

消費税8%、全額社会保障に活用は真っ赤な嘘

 
 
消費税増税分は全額 社会保障財源に、昨夜午後6時からの記者会見で安倍首相から出た言葉です。
 午後7時のNHKニュースはその言葉どおり、全額、社会保障に使われると報道しました。これでは戦前の大本営発表と同じではないでしょうか。
 真実は消費税8%でが8兆円の国民負担増、そして景気対策と称する大企業減税と大型公共事業などに6兆円を使うのが消費税増税の内容です。
  今日の北海道新聞では消費税増税で税収が5兆円増えるが、同じ5兆円を使い経済対策を行うが、プラスマイナス・ゼロだ、国民から広く薄く吸い上げ、法人税減税や公共投資などに回す、企業優遇施策と見ていいと報じています。
  国民から吸い取った税金を大企業減税に使うのが消費税の本質。消費税の増収分は安倍晋三首相が言うような「社会保障に全額使う」というのは真っ赤な嘘。その嘘をさも真実のように伝えるNHKニュースは独裁国家の国営放送と一緒ではないのか。
 社会保障には1円も回らないのが真実で、財政再建どころか国民生活が破壊され税収はますます冷え込み財政悪化をもたらす消費税増税は絶対に許す訳にはいきません。本日、日本共産党函館地区委員会は緊急の街頭宣伝を行います。
 
2013.10.2 本間勝美