2011/03/03

ペリーも歩いた街角で政策を訴える


演説する本間かつみ(中央)
  
 今日は桃の節句、ひなまつりです。公立高校の入学試験が行なわれました。
 しかし、最高気温はマイナス1.6度、真冬日の函館。積雪は2cm、幹線道路からはすっかり雪がなくなりました。

 今日は、古岡ともやさんと一緒に、政策宣伝カーは古い町並みが続く、函館西部地区方面を走りました。

銀座魚菜市場、
東坂、
大黒市場、

最後は弁天町と大町の境界で、ハンドマイクで宣伝を行っていた事務所のみなさんと合流して宣伝を行いました。(写真上)

ペリー来航時に描かれた絵図にそっくりの風景



ペリー艦隊が入港したころは、松前藩が治めていた函館。1821年(文政4年)の古地図に照らせば上の写真の白い軽乗用車の場所が海岸線でした。そのすぐ右側に松前藩の沖の口番所(いまで言う税関)がありました。
 
 おそらくペリーたちは、そこからこの前を通り1本西側の会見所に向かったのではないかと想像しました。
 
 函館滞在中、ペリーたちは函館はおろか近郊の農村部まで丹念に調査を行ない。港の水深を図ったり、港で採れる魚介類、ビタミンの供給源として農村で採れる野菜の種類、安全な飲料水の供給などなど、短期間に調べ上げています。その結果、開港場として申し分なしと太鼓判を押しました。

 現在も米軍艦船の入港時に調査が行なわれています。「友好親善」「乗組員の休養」という建前だけを見るのではなく、彼らの意図も注意深く見ていかなければなりません。米軍はアメリカの国益のために最前線で働くのが主要目的です。「乗組員の休養」といいますが、母港の横須賀や佐世保までは日数はかかりません。また民間港に入港する理由にもならないものと考えます。

 日本に開国をもたらしたペリー艦隊の来航でしたが、いま菅直人民主党政権は第三の開国、平成の開国と称してTTP環太平洋パートナーシップ協定の締結へ向けて動いています。日本のTPP参加は環太平洋の経済的覇権を狙うアメリカ政府、経済界にとって、日本の市場開放に好都合です。食料主権を投げ捨て、労働、医療、福祉、保険分野、あらゆるサービス分野が自由化される、その先にあるのは開国ではなく壊国です。このTPPに最も積極的な政党はみんなの党です。風や雰囲気に流されることがないよう、本間かつみもTPPについて街頭から積極的に訴えています。

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