帰路、五稜郭タワーを振り返ると元気よく泳ぐ3匹の鯉と大間まぐろが1匹(一番上は吹流しです)
五稜郭に向かう夫婦と思われる観光客は信号待ちで、
妻が夫に「ずいぶん太っている鯉だね」「ねぶたが描かれているね」という会話が聞こえて来ました。
「あの太いのは鯉ではなくて、マグロです。あの有名な大間マグロですよ」といつもなら話しかけるのですが、なぜかこの日は話しかけるのは止しました。
なんだか夫婦だけの世界が出来ていたので踏み込めませんでした。
五稜郭公園広場では、家族連れの高校生くらいの息子さんでしょうか、五稜郭って「城跡が残っているんだろうか?」と両親に聞いている場面にも出会いました。
こころの中では、特別史跡五稜郭跡なので、これ自体が城跡ですよ」と。
昨年だったでしょうか。五稜郭タワーの展望台で五稜郭をみていた男性が「あれ、なんだ」というと、隣の男性が「神社じゃないのか?」というやり取りがありました。神社じゃなくて、奉行所ですよと教えてくなりました。
また、公園内で、男性が「五稜郭はどの大名の城跡だ」と、いえいえ大名じゃなくて、幕府の地方直轄地の行政を行う、奉行所があったので大名はいません。奉行の職場でもあり住まいですよと、このときも心の中で。
お節介はあまりしたくないのですが、地図を広げている人、間違ったことを言う人には声をかけたい性分なんです。
でも、間違ったまま、知らないまま帰らせるよりは教えてあげたほうが親切ですよね。
2012.5.4
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