2013/12/26

安倍首相が靖国参拝、世界から孤立する日本に


 
 
 
 .     安倍首相が靖国神社に参拝しました。

靖国神社って? もとは招魂社と言いました。明治に入ってから戊辰戦争以降に国=天皇のために命を捧げた国民を祀る目的でつくられた施設です。

函館にも明治2年(1869年)、箱館戦争終戦後に招魂社(最初は招魂場)が建てられました。招魂社に祀られるのは官軍=朝廷軍(新政府軍)の兵士のみ。賊軍となった旧幕府軍兵士たちの亡骸は函館市中に放置されました。

函館の招魂社はのちに護国神社と名前を変えます。
靖国神社が特別なのは、310万人の国民、2000万人のアジア、太平洋の人々の命を奪った戦争を推し進めた戦犯たちが祀られる、侵略戦争を進めた者達が一緒に祀られることです。

天皇の名で行う戦争に、天皇のために戦い命を奪われた人たちが思想信条の違いがあるのにもかかわらず一方的に祀られる「戦争のための施設」が靖国神社の本質です。宗教施設ではありません。靖国神社には遊就館という戦争を賛美する博物館もあ...ります。

憲法を改正し、「戦争できる国」になって戦死者がまた靖国神社に祀られる、そんな国にしてはならない。

2013年国家安全保障会議を創設し、特定秘密保護法を強行採決し、南スーダンで韓国軍へ1万発の弾丸を提供。そして今日、靖国神社に参拝。安倍晋三政権は「保守政権」ではなく、「極右政権」が実態です。

安倍政権が唱える「積極的平和主義」は軍事力によって平和的安定を果たそうというものです。戦争が出来る国家体制を急ぐ、安倍政権はこれから沖縄の普天間基地にかわる最新鋭の基地「辺野古」を私たちの税金でつくりアメリカに提供しようとしています。そして集団的自衛権・・・

私たちは、いまこそこの政権の本質を見抜き、声を上げ、立ち上がらなければ取り返しのつかないことになります。

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