2015/01/26

松岡庭園

明治から大正にかけての函館の実業家、
松岡陸三氏が1924年(大正13年)に築いた日本庭園が函館湯の川温泉にあります。

(株)登別プリンスホテルの社長、野口秀次氏がこの松岡邸の敷地に目を付け、
庭園を保存することを条件に土地を手に入れ
1988年(昭和63年)同社のホテルが函館進出(湯元啄木亭)を果たしました。

登別プリンスホテルは1987年に社名を野口観光(株)に変更、
湯元啄木亭は社名変更後に新設した最初のホテル。

松岡陸三氏は、
1918年(大正7年)、函館市大森町から湯の川温泉に至る約4Kmに函館初の自動車専用道路を開設しそこに自身の経営する旭自動車(株)によるバス事業を始めています。
松岡氏の邸宅敷地には温泉番号34の温泉井戸があり1975年の北大地球物理学研究報告によると、動力で毎分65リットル、63.6℃の温泉がありました。

今日、町会の新年会の会場下見で訪れた、湯元啄木亭にある松岡庭園を写真に納めました。
見事な庭園です。




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