2015.4.3 第一声の原稿です。
実際に演説した内容とは若干異なります。
みなさん、日本共産党、道議会議員候補、本間勝美です。
私は約4年間、医療と福祉の現場で働いた経験をもとに、現役のソーシャルワーカーとして市民の声に耳を傾け、その声を議会に届ける役割を果たし、「福祉のこころでまちづくり」をモットーに議員活動をしてきました。70歳以上の高齢者の交通料金助成制度の見直しについては、帯広市や堺市にも調査に行き、利用者の視点でより利用しやすい制度を数々提案してきました。また、高すぎる函館市の国民健康保険料については旭川市にも調査に行き、共産党市議団は4年間に12回市議会で取り上げ、今年度、一人約5400円の引き下げが実現します。
昨年の4月、社会保障の充実のためと称して消費税は8%に増税となりました。しかし、社会保障の充実にはたったの16%しか使われていません。現実は充実どころか、年金は下がる、そこから各種保険料が上がり、受け取る年金額は下がる一方です。函館市は全国より10年早いテンポで高齢化が進みます。
安倍政権が進める社会保障の解体路線から函館市民を守る道政にチェンジが必要です。
国の悪政の防波堤となり北海道民のいのちと暮らしを守るためにも医療、福祉の現場出身、”たたかうソーシャルワーカー、社会福祉士 私、本間かつみを道政に送って下さい。
いま地域創生といいながら、地域から高校をなくし、人口減少に拍車をかけてきたのが高橋道政です。自民党政治は道南に根付いていた林業、農業、漁業、酪農を生業とする人たちから将来展望と夢を奪い後継者は都市部に流出し人口は大きく減少し、人口減少の結果商業都市・函館の地位の低下をもたらしました。
道政を転換しなければ地域から高校がなくなり中学卒業と同時にふるさとを離れ、未来のまちづくりを担う人材が流出してしまい地域はますます疲弊します。
函館を元気にするためには、道南全体が元気にならなけらばなりません。1年後に迫った新幹線開業。空港、みなとを活用し2次交通を整備して観光客を道南のすみずみへ。そのためには道南の地域に住むひとり一人が将来への展望を描き夢を持てる地域にしていかなければなりません。
私、本間かつみは、道南・函館の地域とひとが元気にするために力を尽くします。
道南・函館市民のいのちを守る、最大の脅威は「大間原発」です。いま日本は原発稼働ゼロ、しかし電気は不足していません。大間原発はまったく必要ありません。福島第一原発の事故後、大間原発の建設中止の政治決断を行うチャンスがありました。函館市民は期待していました。しかし、見事にこの期待を裏切ったのは民主党政権でした。いま自民党と公明党の政権の下で大間原発は建設が進められています。
道議会で最初に大間原発を取り上げたのは、27年前、1988年函館市選出の日本共産党の川崎守道議でした。1999年には日高令子道議も道議会でチェルノブイリ原発事故と比較し30キロ圏内では事故があっも逃げる時間がないと知事に対して大間原発への認識を質問しています。
私は3.11以前から毎年のように大間に行き行動しています。昨年は大間原発の現地調査、電源開発、経済産業省、北海道を訪問して函館市民の声を伝えてきました。
大間の町史には大津波を止めた「蒼前石」の神秘という話が出てきます。波止石とも呼ばれています。数百年前に大間を襲った大津波をいまに伝えるものです。自然を侮ることは出来ません。
そして30年来、大間原発の危険性を訴える日本共産党。そして建設中止のために行動する、私、本間かつみを道政に送って下さい。
今年は戦後70年。函館は戦前、要塞地帯として市民生活に大きな制限がかけられ、写真を撮影しただけで一般市民が逮捕されました。また、出兵した多くの市民が戦争で亡くなり、函館空襲では函館市内に爆弾が投下され、青函連絡船など多くの船舶も被弾し尊いいのちが犠牲となりました。もう二度と戦争しない、させないことを誓った日本国憲法。
自民党と公明党は特定秘密保護法を施行させ、地方選挙が終わったら、ふたたび戦争が出来るよう法律を変えようとしています。
函館には陸上自衛隊と海上自衛隊があります。函館の陸海の自衛隊員を戦地に送らせないために全力でがんばります。
函館の基幹産業は漁業・水産加工と観光です。
私、本間かつみは函館市民のいのちと暮らし産業を奪い、函館のいきる道を閉ざすことににつながる道。「大間原発建設の道」「戦争できる国への道」「社会保障解体への道」「消費税の10%増税への道」、
に全力で立ち向かいます。
9日間、政策を訴えつづけ、かならず日本共産党の道議を8年ぶりに函館から勝ち取るために全力で闘います。
どうぞご支援よろしくお願いいたします。
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