2015/02/24

本間かつみ、道民のいのちとくらしを守る議席を(2月22日演説会)




流通ホールで行われた演説会

2月22日に行われた演説会の私の演説内容をご紹介します。



北海道議会議員選挙に立候補する予定の本間かつみでございます。

道議会議員の役割は私は「道民の命と、くらしを守る」ことが第一でなければならないと考えています。

とくに函館市区からの出馬となりますので函館市に居住する約27万人の道民のくらし、命を守るために全力で仕事をしていきたい 

46歳!本間かつみを道政の場に送ってください。熱く、熱く、訴えるものです。

私たち函館市民にとって「命とくらし」への、最大の脅威は大間原発です。

いま市内を歩くと、どこでも「大間、大間を何とかして」この言葉が相次ぎます。町会連合会がはじめた大間原発凍結署名は13万筆、函館最大の署名活動です。そでだけ函館市民が危機感を感じています。

東日本大震災と福島原発事故からまもなく4年が経とうとしています。

函館市内には福島をはじめとした東北や関東から放射能の影響を避けようと避難してきた方達が暮らしています。函館で活動している歌手、暁月めぐみさんの曲に「ふるさとになりたい」という曲があります。 暁月めぐみさんの歌声とともにとても歌詞が良いのです。

~故郷のないあなたの、故郷になりたい♪~ふたりで季節をかさねてみませんか♪

そんな歌詞に福島県から避難されてきたご夫婦が、この曲は私たちのことを言っているようだと話したのをいまも耳に焼きついています。

大間原発が完成、稼働したら私たち函館市民は毎日、時限爆弾がいつ爆発するのかを恐れて暮らしていかなければなりません。私たちのふるさと函館を、福島から避難されている方にとっては第二の故郷、”はこだて”を奪われてたまるものか。

日本共産党の函館市選出の道議会議員は川崎守さん、日高令子さん、前川一夫さんがいます。

川崎守さんは、1988年(昭和63年)の道議会で泊原発着工を容認し自民党の原発推進政策へ追随した横路孝弘知事に対して大間原発の危険性とともに青森県六カ所村で進む核燃料処理施設の危険性を質問しています。日高令子さんは1995年(平成7年)の道議会で泊原発3号機を容認した堀達也知事に対して危険な大間原発について質問するなど30年近くも前から道議会で一貫して大間原発を取り上げているのは日本共産党の道議会議員です。大間原発をストップさせるためには、現在運転停止中のすべての原発を1つも稼働させないことが重要です。私は泊原発の再稼働をさせない、原発のない北海道をつくるために市民運動と連携してその実現のために頑張り抜きます。

 

函館市の面積の実に7割は森林です。そのうちの大半は道有林なのです。森林は天然のダムの機能のほか、海の栄養分をつくる工場でもあります。いま自民党政治によって日本全国の森が死に瀕している状態です。植林、間伐、加工、多くの雇用を生む力があります。

間伐材はバイオマスエネルギーになります。またいま話題の「水素」にも注目しています。未来の有望な産業をここ函館で。地政学的に函館は太平洋と日本海に抜ける津軽海峡に面しています。この立地環境こそが160年前、新興国アメリカが東アジアの大国「中国」との貿易船を途中、食料や水、燃料を補給するための港の確保の必要性から函館港を補給港のちに貿易港とさせました。

 

函館は造船、機械産業の集積があるなどの条件を活かすことで新しい産業をつくり雇用を生み出せる可能性があります。私は企業、学術研究者、行政、議会と連携し函館の持てる力を総結集させ何代もここ函館で生まれ函館で暮らしていけるまち函館づくりに全力で取り組みたい

 

函館の発展に立ちはだかる大間原発を止めるために本間かつみを道政の場で働かせて下さい。

いま安倍政権はいっせい地方選挙後に安全保障法制を大改悪しようとしています。

また、来年にも国民投票を行い憲法改悪を行うスケジュールです。

函館は基地のまちです。2004年陸上自衛隊の函館駐屯地からもイラク復興支援で隊員が派遣されています。海上自衛隊の基地もあります。3隻の掃海艇が配備されています。

1991年掃海艇がペルシャ湾に派遣されていますが、この時は函館からは派遣されていませんが集団的自衛権行使が可能となることで函館の陸海の自衛隊員のいのちが奪われかねない事態になります。

昨年、民間港である白老港に米軍はヘリコプターの部品と装甲車をチャーターした民間の貨物船に載せヘリコプターは白老港で組み立てられ道内の日米共同訓練の演習場に飛び立ちました。驚くことに地元には飛行ルートも何も知らされていません。


また、昨年札幌の丘珠空港で行われた航空イベントで米軍のオスプレイが飛来し、展示された問題では高橋はるみ知事は「国民の不安が払拭されていない状況にあることから、国において十分な情報提供と説明がなされる必要があると考えています。 」とのコメントを発表していますが,大間原発同様、オスプレイについても国に対しては説明を求めるだけで道民のいのち、くらしを守る立場から反対を貫くという姿勢が全くありません。
 
 
ノーベル平和賞にもノミネートされる平和憲法、日本国憲法を活かした道政に大転換させる。この仕事行うためにも、本間かつみを道政に送ってください。

私、本間かつみは社会福祉士です。

病院の相談室で解決の出来ない問題に直面してきました。入院中は行えたリハビリを転院先でもやってほしいという家族の切実な訴えがいまも耳に残ります。 また経済格差、受け取る年金の額によって、その患者さんに相応しい施設探しが出来ない現実を目の当たりにしてきました。国民年金だけでは認知症のグループホームには入ることができなかったこと、介護サービスの1割負担が重く、十分なサービスが受けられないこと、住む地域によってはサービス自体が無いことなど、いまでもこのような状況なのに、

安倍政権が進める、介護報酬の大幅削減は、函館市内でも複数のデーサービスの事業所の経営者から、「これでは経営はとても困難。事業を継続できない」などの声も出始めています。障がい者の福祉サービスは全く不足しています。

私はいま函館市議会議員です。2月26日からはじまる函館市議会では、しっかり介護報酬削減の影響を質問する予定です。

医療、福祉の現場で働き、患者、利用者、家族の側に立ち、現場の声を届けられる。そして地域の医療、福祉を守るのは、社会福祉士、闘うソーシャルワーカー、私、本間かつみしかおりません。

福祉のこころでこんどは道政へ、8年ぶりとなる日本共産党の函館での議席を、大間原発はもちろん、原発のない北海道、いのち、くらし、生業を守り、憲法を活かし平和な北海道をつくる仕事を私、本間かつみにやらせて下さい。

全力でがんばります。どうかよろしくお願い申し上げます。
 
 
2015.2.22

 

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