エアドゥのボーイング737 (函館空港)2014.6.2撮影 |
B3はビースリー、B6はビーろくと読める方は航空ファン。B3はボーイング737、B6はボーイング767、今夏にはボーイング787が函館羽田線に就航する。
いま日本の空にボーイング社の旅客機が飛び交うが70年前の3月10日、一晩で10万人が犠牲となる東京大空襲など全国の都市を空爆し広島と長崎に核爆弾を投下したB29もまたボーイング社製だ。戦後、日本は優れた技術力を生かし造船、自動車など世界中にメイドインジャパンの製品を輸出するが唯一、旅客機製造だけは大きく水をあけられてきた。
いま世界的に需要が見込める小型機市場に参入しようと国産ジェット旅客機、三菱「MRJ」の開発が進み、5月に初飛行が予定される。70年前の日本、三菱製の零式艦上戦闘機(零戦)が特攻隊に利用され多くの若者のいのちが奪われた。
実は日本における国産ジェット機の第一号は「橘花(きっか)」と呼ばれる海軍の攻撃機が終戦間際に初飛行している。戦後70年、福島原発事故から4年、その教訓からも日本製の原発と武器が輸出されることだけは御免被りたい。
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