SHOCK! 何が?
袴田巌(元)死刑囚ってご存知ですか?
「死刑囚と姉、袴田事件50年」という50分の映像を視聴しました。袴田事件は知っているつもりで実は知らなかった。
無実の人が48年間という時間、獄中にいた事実。戦前の話しでも外国の話しでもなく民主主義国家を標榜している現代日本で起きた事件です。
私はついこの間48歳に。袴田巌さんは私の人生全ての時間と同じ48年間、死刑囚として死刑執行の時間を待つ恐怖に怯えながら生きて来たのです。この恐怖の日々を繰り返すことで顔から表情が消えるなどの症状が出現しこれを拘禁症(こうきんしょう)と呼ぶそうです。
袴田巌さんを逮捕した警察は自白させようと1日10時間にも及ぶ取り調べを20日間続けます。このような人権を無視した、まさに拷問のような取り調べを行うことで無実の人がやってもいないのに自白してしまうケースが世界各国で見られるそうです。まさに袴田巌さんもそのケースに当てはまります。警察が提出した物的証拠はDNA鑑定で全て否定され袴田巌さんは無実を勝ち取ることが出来ました。
冤罪、私を含めてすべての国民がある日突然、身に覚えのない事件の容疑者として逮捕されるかもしれません。そんな時、私やあなたを守ってくれる私やあなたに変わって闘ってくれるのが国民救援会です。
その日本国民救援会函館支部の第53回定期大会で来賓の挨拶をさせて頂きました。定期大会の最初に「死刑囚と姉 袴田事件50年」を視聴したのです。
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