2012/10/01

電源開発、大間原発建設再開を函館市長に伝達④

 
 電源開発が大間原発の工事再開を決め、工藤寿樹函館市長にその連絡に来た今日10月1日、日本列島を縦断した台風17号が北海道の太平洋沖に抜け、台風一過、晴天となった今日の函館市街からは、大間原発の姿を見ることができた。
 
写真は今日、市役所7階から撮影したもの。
ご覧のとおり、大間原発と函館市街地の間にはまったく遮るものはなにもない。
 
大間崎と函館市の汐首岬間は、津軽海峡の最峡部で17.5Kmしかない。
津軽海峡は国際海峡である。市役所7階の共産党の議員控室の私の席からも往来する外国船籍と思われる貨物船、コンテナ船の往来を確認できる。




 外国船が自由に往来できる公海は、大間原発よりにある、9月23日に大間原発近くの向町防災公園(大間町大字奥戸)から函館方向を見たのが下の写真だ。
韓国の釜山港に行くと思われるコンテナ船が間近に見える、国際海峡に面する原発は安全保障上も大いに問題であることがこの写真からも明らかだろう。
この日は、五稜郭タワーやホテル法華クラブ、函館市役所も確認できた。

  また、大間原発付近の空は函館空港に離発着する羽田、中部、関西、ソウル、台北間航空路ともなっており、原発への飛行機の墜落事故も想定されるのだ。
大間原発に燃料が装填されたら、危険性を回避するためにルートが変更されるのか。そもそも、大間原子力発電所は、原発敷地内に広大な民有地を抱え(あさこはうす)、自由に原発敷地の最奥部に到達できること自体、安全保障の問題から建設できないはずである。9.11の教訓も3.11の教訓も学ばない大間原子力発電所の建設再開を私は絶対に認めることはできない。

 
 
 
 

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