2012/10/23

函館二十間坂の女神像も「大間原発無期限凍結」


 周辺の景観を損ねるとの市民の声を無視して元町に立ち続ける「自由の女神像」ですが、その「女神像」に、大間原発無期限凍結のタスキが掛けられた?との市民からの情報で現地に行ってみると、

 
「女神像」にはたしかに大きなタスキが掛けられ、大間原発無期
限凍結 北海道のこどもたちの未来を守ろう!と書かれた大きな垂れ幕が下げられていました。
 
 
 
景観行政を担当する函館市都市建設部に確認すると、昨日22
日時点で確認したと。建物の所有者は、この「女神像」を設置した水産物販売会社とのことですので、タスキと垂れ幕を設けたのもこの会社なのかもしれません。
 
 そんなことを知らずに横浜から修学旅行で来たのでしょうか、男子高校生が地図を片手に散策する光景が見られました。
 
 
 

 市民の声を無視して居座り続ける「女神像」に、函館市民の声を無視して建設が再開された大間原発の無期限凍結を訴えるタスキと垂れ幕が設置されたのはジョークなのでしょうか?

罪滅ぼしで設置したのか?
それとも函館市民のほとんどが「大間原発無期限凍結」に賛同していることを利用して、これなら文句はないだろう的な発想で設置したものなのか?



二十間坂の頂上というロケーションで、確かにインパクトはあります、しかし、市民が「大間原発無期限凍結」なら誰も文句は言うまいという考えで設置したものなら許されないのではないだろうか。
 
このような垂れ幕や横断幕が必要なのは、函館市役所や函館駅前、函館空港、フェリー乗り場近くであって伝統的建築物が並ぶ元町二十間坂ではないのではないかと私は考えます。
 
 
 「女神像」の向かいの大きな伽藍は、国の重要文化財でもある真宗大谷派(東本願寺)函館別院の建物。日本で初めて建てられたコンクリート造寺院です。今日から26日まで報恩講法要が始まりました。
 



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