2012/02/14

パトリオット函館入港反対集会


港町埠頭に接岸する直前のパトリオット(北埠頭から撮影)

 アメリカ海軍第7艦隊に所属する、掃海艦「パトリオット」が通告どおり、本日(2012年2月14日)午前9時に函館港港町埠頭A岸壁に接岸しました。




 
 タグボートに曳航されながら、近づくパトリオットを正面に見ながら、午前8時30分から入港反対集会が行われました。安保破棄・諸要求貫徹函館実行委員会の高橋佳大氏(日本共産党函館地区委員会委員長/写真)などがあいさつを述べました。私もこの集会に参加して、右拳を突き上げて「軍艦での友好・親善はお断り」などとシュプレヒコールを行いました。




 

 この集会には、はこだての港と空港の平和を守る会の構成団体の全労連・函館労働組合会議、函館平和委員会、原水爆禁止函館地区協議会、安保破棄・諸要求貫徹函館実行委員会のほか、非核・平和函館市民条例を実現する会の会員、日本共産党、連合傘下の労働組合、平和運動フォーラム、民主党の市議、道議、計約70名が参加しました。




 日本共産党からは、古岡ともや函館地区道政対策委員長も参加し(写真)、パトリオット入港を抗議しました。

PATRIOT(パトリオット)は、愛国者の意味だそうです。

 総トン数1,312トン
 長さ64m、喫水4m
 入港目的は「親善・友好」
 乗組員数 84名
 上陸員数 60名
 補給物資 水、燃料、食料
 出港日時 2月19日(日)午後3時

 
 日本国と日本国民の生活を破壊している根源のひとつに日米安全保障条約があります。私は対等平等ではない、現在の日米関係を真に平等で友好的な条約に変えていかなくてはならないと考えています。日米友好条約に。日米安保条約は日米のどちらか一方が、この条約を廃止にすることを決めると、1年後には条約解消できる条文があります。日本国憲法では第9条で「その他の戦力」を認めないと書かれています。
その他の戦力とは? 在日米軍のことです。憲法違反の在日米軍です。「親善・友好」を偽っての入港は一切認めるわけにはいきません。



入港反対集会のあと、星条旗を何本も掲げた団体が現れました。幸福実現党の方々です。女性らが星条旗を大きくふり、
男性が拡声器をつかって「ウエルカム ハコダテ・・・」
日米安保条約のもとでは、日本国民の幸福実現は出来ないのではないかと思いますが、思想信条、表現の自由は尊重されなければなりません。

パトリオットの6日間の動きに注視していきたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿