2012/04/29

高田公子さんを迎え女性後援会総会行われる



 日本共産党函館女性後援会の総会が4月28日、亀田福祉センターで行われました。
 
 
 

 総会に引きつづき行われた、前・国際NGO新日本婦人の会中央本部会長の高田公子さんの記念講演に集った後援会員さんたちが熱心に聞き入る姿がありました。





「女性たちの力で新しい日本を」
~願いと怒りをたばねて希望ある未来を~ テーマに高田公子さんは熱く語りました。

3.11の大震災後、新日本婦人の会としていち早く街頭に出て募金を訴え続けた経験から、大震災以降の日本には社会的連帯が生まれていると話します。

高田さんは「全国から寄せられた募金を宮城県庁に届けたとき、不眠不休で働く若い県庁職員に募金を手渡しましたが、新婦人はお金だけじゃなく、たくさんの絵手紙、メッセージが書かれた絵手紙と一緒に募金を渡したとき、その若い県庁職員が遠い沖縄でも集めてくれているのですか、と絵手紙のメセージを見ながら話した職員の目には涙があったそうです」と、

 さらに、日本共産党もいち早く募金活動やボランティア活動を行い、全国から寄せられた募金の総額は9億5千万になることを紹介し、東北の被災地の漁業協同組合に募金を届けに行った、志位和夫委員長に帰り際お辞儀をした漁協組合長は、委員長が帰ったあと募金額が2千万でびっくりしたと、もっと丁寧にお辞儀すればよかったと後悔したというエピソードも紹介しました。

これだけの募金が寄せられるのは共産党が国民から信頼されている証ではないでしょうかと高田さんは話します。

原発の建設が一気に進んだのは、1980年の社公合意(社会党と公明党が一致して、共産党とは手を組まない、日米安保容認、原発建設容認)からだと指摘し、

 自分は獣医学部を卒業し学生時代は北海道で獣医になることを夢見ていたという高田さんは、狂牛病の原因は肉骨粉だということは仲間内でも話していたと、牛のえさが牛の肉や骨、共食いが原因だと。EUではいち早く肉骨粉を禁止し、遅れてアメリカが禁止したにもかかわらず、何とアメリカが禁止してアメリカ国内で売れない肉骨粉を日本に輸出するため、アメリカの圧力で日本に輸出され、在庫がなくなってから日本が肉骨粉を禁止したとアメリカいいなりの日本の政治を変えなければ国民の安全は守れないと強調しました。

 スーパーで売られているサンキスト社のレモンは腐らない、防かび剤が使用されているからだと話し、残留農薬などで日本の子どもたちにアレルギーの被害が出ている、アメリカではまたBSEの牛が出現し、TPPの交渉ではアメリカが防かび剤など日本の厳しい規制の緩和撤廃を執拗に要求していることを話しTPPには絶対に参加してはならないと強調しました。

日本の主要な女性団体の「主婦連」について、消費税増税反対、TPP反対を表明したが、昨年主婦連の会長にあったときは、消費税の増税は仕様がないと言っていたが、昨年8月28日に行われた東富士演習場で2時間に渡って繰り広がれた演習で使用された弾薬の金額が3億2千万円との報道を見て、地球は軍事に使うゆとりはない、税金の使い方が間違っていると消費税増税反対の立場に変わっていったことが話されました。

いま、どなたでも対話をすれば合意できる条件があると高田さんはいいます。

実は今日の午前中に万代町、松川町で商売をされる方と共産党の提言を持っていくと本当に対話になり共産党が考えていることが待たれていることが実感できます。
自民党、民主党にいままで支持をされてきたからも共感をもって迎えられる状況がいま急速に函館市内にもひろがっています。

今日の高田公子さんの講演は、私自身も確信が持てる内容で元気をあたえていただいた講演でした。





党8区候補となった、古岡ともやさんも駆けつけ挨拶をおこなっています。

                              2012.4.29

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