2012/03/11

函館 路面電車の走るまち⑨


 東日本大震災と福島第一原発事故から1年を迎えた今日の午後、千代台公園で行われた「福島原発事故から1年、やめるべ大間原発 3.11集会」後、600名の集会参加者は電車通り(道道函館南茅部線)を北へ進む。「大間原発建設反対」「泊原発の再稼動許すな」などとシュプレヒコールを上げながらデモ隊は道路脇の雪山を気にしながら進んだ。

市電724号が中央病院前電停に停まる。5系統どつく前行き、カラー電車広告車両の724号のスポンサーは八雲町に本社のある水産加工会社。水産加工会社にとっても原料の水産資源が放射能汚染されてしまうと企業として存続出来ないだろう。福島第一原発から海洋に放出された汚染水の影響も心配だ。





市電8007号、2系統湯の川行きが私たちの横を過ぎていく。この8007号、愛称「おさめーる号」は北海道がスポンサーだ。高橋はるみ知事には、泊原発の再稼動をさせない、大間原発から30キロ圏内に函館市内の一部が含まれることから、地元合意がないままに建設再開をさせない。新設だけではなく建設中のものを含めるよう国に働きかけをしていただきたい。


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