2012/03/15

函館 路面電車の走るまち⑩


 彼女に逢いに行くため、深堀町電停へ。目的地は五稜郭。
電停で電車を待つと湯の川行きの8007号が、この電車は元は800番台の電車だった。台車を生かして生まれ変わり8000番台の電車として活躍している。




 しばらく待つと2002号がやってきた、信号は青だが右折車に邪魔されて深堀町交差点をなかなか超えることができない。



 バスの座席は進行方向に向いているが、市電は通路の左右、窓側を背にして左右の乗客が向き合うかたちになっている。まるで、お見合いをするように。
見上げると松風かれんと目が合った、松風かれんは2人いる函館市電の鉄道むすめのひとりだ。





 「市電・函館バス乗車料金の助成制度が変わります」というチラシがドア近くにある。
周知徹底を図るためだと思うが、まだ議会で予算審議中なので「変わります」は正しくない。「市民のみなさん、財政が厳しく持続可能な制度にするため、今後の利用には自己負担が増えますが、4月実施にどうぞご理解いただきたい~函館市長」というタイトルに変えた方が良いのではと思った。





上屋(屋根)がついた五稜郭公園前電停に到着、2012年度柏木町電停にも上屋が整備される予算が計上されている。




  目的地に向かう途中、西の空にはひときわ明るい2つの星が、右は金星、左は木星だ。






   轍ができた道を右に左に足元を気にしながら彼女との待ち合わせ場所にたどり着いた




                 
 暖簾をくぐると、彼女は待っていてくれた、色白の美人である。また市電に乗って看板娘のひめちゃんに逢いに行きたい。

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